インストール

まず最初に見ました。これはもうご存知の通り、当時女子高校生だった綿矢りさ文藝賞を受賞したベストセラー小説を上戸彩が主演で映画にしたもの。いや〜、共感した作品だったよ。日々目標がなくダラダラし普遍的な生活から早く抜けたい、世界から飛び出したい、でもそこにも不安があり、結局その場その場の好奇心で行動してしまう。と、自分が高校時代に感じ、してきたことなんだもん。
そういう人間の根本的な所をパソコンのOSに置き換え、考えや生き方をインストールし直すという発想は凄い!と関心した。途中でウィルスも出てくるんだけど、これは道を踏み外したからもう一度やり直せ、って解釈でよかったのかな。
配役もよかった。主演の上戸彩神木隆之介の破天荒な組み合わせもよかったし、やり取り可愛かった。神木はやっぱ演技うまい。それに可愛さも備えてやがるから反則だよ。
上戸彩は、今まで自分が見た出演したドラマとかの中じゃ一番役があっててよさが存分にでてた気がする。しかし、彼女を妖艶(?)に撮ってるのもこの作品だけじゃない?よくプロダクション側OKしたなぁ。ただ髪型はちょっと変だった(笑)小説で朝子がこんな感じだからなのかな?
最後に一言、インストールの中村七之助の役って喜多さんでしょ(笑)