約三十の嘘

残りの一本。
これは映画館で見たい見たいと思いながら、忙しくて見ることができなかった映画。
感想としては、なんか映画というより舞台が電車の中という劇っぽかった。
3年前に稼いだ金をメンバーの1人に持ち逃げされて解散し、それぞれそのしこりを持ったまま再び集結した詐欺師達。
嘘を生業とする仕事してるんだから、持ち逃げされても誰も文句言えないよな。だって人を騙すのがうまい奴ほど稼ぐ事できるんだから。そいつが一枚上手だったてことでしょ!
って言っちゃそれで話が終わりです。
3年ぶりに集まり無事仕事は成功したのだけど、そのお金が消えてしまった。
ここで、集まった人達それぞれの思惑が飛び交い、ここから結構面白かった。正直最初はちょっと眠かったからね。
俺のなかで一番好感持てたのは妻夫木聡演じる佐々木かなぁ。なんか人間味溢れてた。中谷美紀演じる宝田もいいんだけどね。
椎名桔平の志方は格好よかった。カリスマだったのに失敗してから堕落するけどワザと演じてるというか自分の殻にこもった感じがでて男だなぁ〜ってなんとなく思っちゃったよ。
馬鹿役は田辺誠一八嶋智人だろwこいつらは馬鹿役に完璧徹してたよ。
ミルキィちゃん(パインちゃん)こと伴杏里は多分一番のやり手。それいにしても、本当に胸デカイの??
この映画はクレイジーケンバンドが音楽してるんだけど中々いいっすわ。
映画の中で一番来た言葉は
一つの嘘をつくためには三十の嘘が必要
ってやつだね。確かに一つ嘘つくとその嘘を突き通すために他にも嘘つかなかければいけない。